□Q□今年は大学も卒業されましたね。生活に変化があったと思います。
美月)余裕が出ました。撮影終わって、「レポートやらなきゃ」とか「また授業出席出れなかったので先生に謝らないと…」とか考えないでよくなって(笑)。次はいつ学校に行こうとか、研究室に顔を出さないととか…そういう心配事が無くなったのは楽になりました。仕事がない日にちゃんと休むことができるようになったのも、以前と変わったところです。
□Q□大学は行ってよかったと思いますか?
美月)人間関係的にも行ってよかったと思います。身近にそういうエンターテイメントを見ている人たちがいると、リアルな感想を聞くことができます。周りの声が自然と聞こえてきたりするんです(笑)。あと、雑誌とか見てる子とかがいるとのぞいてみて、「あっ、『ViVi』か…」とか(笑)、そういう刺激になることもあります。それから、いろいろな人がいるというのも実感できて、役作りでも「あの子はこの役に近いかも」とかヒントになることもありました。
□Q□勉強の面で役に立っていることは?
美月)バイオサイエンスなので、特殊すぎて(笑)。STAP細胞のようなニュースなんかは、説明を聞くと理解することができたり…そのくらいですかね。あまり役立ってないかも(笑)。あっ! でも、『安堂ロイド』をやっていたときは、白衣姿の研究員だったので実験器具の扱い方とかには役に立ったと思います。
□Q□大学中に聞くことができていた「リアルな声」。今はどうなさっているんですか。
美月)確かに、今はそれをどこかに求めてないですね。ただ、時間はあるのでいろいろな作品を見たり、人と会ったり。私、すっごくフットワーク重くて。誘われないと、家にこもってしまうタイプなんです。前は誘われても、断ることもあったんです。2014年の目標は「フットワークを軽く」。だいぶ、いろんな人と話したり、ご飯に行ったりするようになりました。
□Q□とりあえず、今は受け身?
美月)そうですね。自分から誘う人は3人ぐらいいます。中学、高校から仲良い友だち、『CanCam』編集部の人、あと…あれ? 2人しか思い当たらない(笑)。あっ、もう1人はスタイリストさん! あとは…うーん…そのぐらいですかね。