7月18日公開のポケモン映画『「光輪(リング)の超魔神 フーパ」同時上映「ピカチュウとポケモンおんがくたい」』の公開アフレコイベントが8日、都内で行われた。
公開アフレコにはバルザ役の藤原竜也、メアリ役の中川翔子、ヒポポタス役の柔道家・篠原信一、フーパ(ときはなたれしすがた)役の山寺宏一、短編ナレーションを担当した山本美月が出席。
物語のキーパーソンでイケメン青年のバルザ役を演じる藤原のアフレコ時には、声優初挑戦となる篠原がマイクの前に割って入り、藤原のセリフを横取りする一幕も。「ええ!?」と驚く中川らをよそに、篠原は「監督どうでした?」ドヤ顔。監督が「バッチリです」と答えると、藤原は「おかしいでしょ。僕の大事なセリフなのに」と困惑し、山寺も「あなたイケメンの役じゃないから」と篠原にツッコミを入れて周囲を笑わせた。
篠原はその後のアフレコでも藤原がセリフを噛むと「藤原さんが噛みましたので、私がやっぱりバルザ役を」と、バルザ役に未練タラタラ。これにはポケモン映画9作目の声優出演となる中川も「まだ諦めてないんですね。こんなカオスな公開アフレコは初めて」と驚いていた。
中川は「ポケモンは人生にたくさんの出会いを与えてくれて、今日はリアルにこの後山本美月ちゃんとご飯を食べに行く約束をさせていただきまして、ポケモンのおかげで“ぼっち”卒業」と、あらためてポケモンに感謝の気持ちを示していた。
その山本はポケモン好きの家族から「『ゲームはちゃんと全部クリアしておきなさい』と言われました」と明かすなど、会見は終始和やかな雰囲気。
一方、篠原はここでも「バルザ役で今回…」と自己紹介したり、湯山監督がバルザ役の藤原について「こちらが出したものを打てば響く感じで返してくれて、バルザのおかげで作品がまとまった。カッコいいバルザになったと思います」と賞賛すると、すかさず篠原が「ありがとうございます」と答えるなど、最後までバルザ役に執着している様子だった