映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』に出演する若手実力派俳優の小松菜奈。本作では“ドS男子”に振り回されるヒロインというコミカルな役どころに挑戦している。
「別冊フレンド」(講談社)で連載中の同名人気少女マンガを実写映画化した本作は、2016年2月27日(土)に全国で公開。それに先駆け、スペシャルドラマが12月22日(火)、23日(水)に2夜連続で日本テレビ系にて放送される。
「俺に絶対服従しろ」といった発言を口にする“悪魔級”のドS男子、黒悪魔こと黒崎晴人を演じるのはSexy Zoneの中島健人。黒崎のドSな振る舞いに抵抗しつつ振り回されるヒロイン、赤羽由宇を演じるのは小松菜奈。黒崎の親友で女子の憧れの的、白王子こと白河タクミを演じるのは千葉雄大だ。ラブストーリーとしてだけではなく、黒崎とタクミの男の友情や対立なども描かれるポップでハイテンションな青春学園ドラマに仕上げられている。
「ドラマ化と映画化、両方されるということなんが、両方というのはあまりないことですし、ドラマ出演させていただくのは初めてなので、すごく嬉しかったです」と、出演が決まった際の気持ちについて語った小松。「原作ものは、原作ファンの方々がたくさんいるので不安もあったんですけど、なるべく世界観を崩さないように演じよう、ということは考えました」。
共演者の中島健人については「キラキラしている印象で、どんな方なんだろうなとテレビで見ていて思っていました。でも、共演してみたところ、周りを楽しませるために、すごくボケたりするのを知ったんですよ。明るくて、サービス精神が旺盛で。私も見習おうと思いました」。
そんな小松に、印象に残った撮影時のエピソードを聞くと、「私はジャニーズの方がダンスのときにされているターンを生で見てみたかったので、『してください』ってお願いしたんです。そしたら中島さんには『できない、できない』みたいなことを言われ、嫌がられてしまって。そしたらなんと千葉さんがやってくれたんです。中島さんは『俺はそういうのできないから』ってカッコつけてました(笑)」と振り返り、顔をほころばせた。