キスマイ藤ヶ谷太輔、山本美月と「7年の恋」 “愛は負けない”バスケ選手に
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、9月19日から3夜連続で放送されるスペシャルドラマ「バスケも恋も、していたい」(よる11時~/フジテレビ系)で主演を務めることが決定した。ヒロインを演じる山本美月とともに、青春スポーツラブストーリーを送る。
3夜に渡る“7年の恋物語”
同作は、高校時代に出会ったバスケットボールとともに青春を駆け抜け、やがてBリーグ開幕へとつながっていく若者たちの恋と友情と夢を描いたオリジナル作品。
第1夜(19日)では高校時代のバスケットボール部最後の夏、第2夜(20日)では大学時代、第3夜(21日)では社会人となりBリーグ開幕を迎える2016年秋と、バスケットボールとともに生きてきた主人公とヒロインが歩んだ7年の中の「3つの瞬間」を3本のドラマで描く。
藤ヶ谷太輔「どうなるか今から期待しています」
藤ヶ谷が演じるのは、誰よりもバスケットボールを愛するが、選手としては三流の土屋朝光。練習熱心でキャプテンとしてチームを引っ張っているが、残念なことにバスケットボールが下手で、シュートを決めることができず常にベンチを温めている役どころだ。
役作りのために黒くした髪をバッサリ切った藤ヶ谷は、自身が中学1、2年の頃にバスケットボールをやっており、「中学1年生の時は常に試合に出させてもらうほど上手でしたよ」とコメント。「共演者の方々もバスケットボール経験者が集まっているので、全員で撮影するバスケットボールシーンはどうなるか今から期待しています」と来るバスケットボールのシーンに胸を躍らせつつ、「自転車を押しながら女性と話すシーンがあるんですけど、自分が学生時代にしたことないので、今からどうやって演じようか考えています」と他の楽しみな場面も明かした。
山本美月「高校生役も演じるので大丈夫かな?」
対して、県予選のベンチ入り登録メンバーの最後の枠にキャプテンだからという理由で選ばれてしまい、自分より上手な下級生に反感を買ってしまった土屋が、ふがいない自分にいら立ちを感じているところで出会うのが、山本が演じるヒロイン・羽鳥紗枝。練習をする彼の姿をただただ文庫本片手に見続けていたが、羽鳥は土屋に何も言わずに転校してしまう。
出演にあたり、「最初にお話をいただいた時に高校生役も演じるので大丈夫かな?と思いましたが(笑)、今回青春ドラマにチャレンジさせていただけるので純粋にうれしいです」と喜びをあらわにし、女子校出身だったことから「この役を演じることで新たに共学の学園生活を経験できるのでラッキーです」とも告白。制服姿にも恥ずかしさがあるようだが、「繊細できれいなラブストーリーなので、小説を読む感じで行間をみなさんが膨らませて想像して見ていただけたらと思います」と意気込んだ。
藤ヶ谷太輔&山本美月が初共演
藤ヶ谷と山本は、今回が初共演。互いのイメージについては、「初日お会いした時、まずは制服姿が似合ってるなと思いました。2人のシーンは青春っぽい部分が多いのでこれからの撮影が楽しみです」(藤ヶ谷)、「大人なイメージの方だなと思いましたが、私と同世代の役を演じることができてうれしいです」(山本)と語った。
そんな2人を起用してラブストーリーを作り上げる村瀬健プロデューサーは、「いま青春を送っている方はリアルタイムの自分を投影しながら、かつて青春を送った方は心の中でひそかに生き続けている“あの人”のことを思い出しながら…、3夜連続で、キュンキュンしまくっていただければと思います」とアピール。
それぞれの起用理由も明かしており、「(藤ヶ谷は)Kis-My-Ft2での姿を引き合いに出すまでもなく、圧倒的な華やかさを持っているのは間違いないのですが、芝居になるとその華を奥の方に押し隠し、誰もが共感できる“普通の男子”を表現できる藤ヶ谷さんは、抜群のキャプテンシーでチームを引っ張る存在でありながら、同時に実力で勝る後輩たちの突き上げに密かに悩んでいる“陽と陰”の両面をもった土屋という役にぴったりだと思いました」、「山本の魅力は、男性だけでなく女性からも好かれる良い意味での“等身大”の美しさだと思います。抜群のルックスにもかかわらず決して嫌味な感じのしない美しさとかわいさの絶妙なバランスは、今回の紗枝という役を成立させる上でも大きな力となってくれています」と期待を寄せてた。