――最近はアジアでライヴをする機会が増えていますが、みなさん行ってみたい国はありますか。
中江 「女子流でですか?」
――プライベートでも大丈夫です。
庄司 「庄司は、ヨーロッパ……イギリスに行きたいです。私、街並を見るのが好きなんです。お洒落な街を見ながらお散歩して、写真を撮ってまったりしたいです。街がかわいいところに行きたいです」
――バタバタ(笑)?
中江 「あ、私が観た映画のシチュエーションで、向こうの人たちが街角を駆け抜けていくシーンがあって、そこに行ってみたいんです。あと、ブラジルに行ってみたい」
山邊 「ブラジル?」
中江 「幼稚園の頃になぜかブラジルの旗の絵を描いたことがあって、そのときから興味を持ってました」
――中江さんの、幼稚園からのブラジル好きという意外な過去が(笑)。
中江 「旗のデザインが好きで、それから行ってみたいなって。ニューヨークに一番行きたいけど、ブラジルにも興味があります」
小西 「へー、初めて聞いた」
中江 「地味に行きたくて。推してます、ブラジルを(笑)」
山邊 「あー、ケバブ食べたい」
――それはトルコです(笑)。
山邊 「間違えた(笑)」
新井 「(いきなり挙手して)はい! 私は島に行きたいです」
山邊 「島って(笑)」
――新井さん、どこの島ですか(笑)?
新井 「高校入学のお祝いで家族旅行をしたんです。サイパンのほうにあるテニアン島というところに行ったんですけど、海がすごくきれいで。私、南国系が好きなので、海がきれいなところがいいです」
中江 「ライヴもする?」
新井 「ライヴはなしで、普通に行きたい(笑)。ライヴだったらフランス」
――〈JAPAN EXPO〉ですか?
新井 「フランスのファンの方が、最近ツイッターやブログのコメントを書いてくださってるので、機会があれば行きたいです」
山邊 「私は、韓国とイタリアです。韓国はずっと好きだし、韓国のファンの方が日本までライヴを観にきてくれるんですよ。なので行きたいし。あとイタリアは、ピザとかパスタとかめっちゃ好きなので本場のやつを食べたいです!」
小西 「私は旅行でドイツに行ってみたいです。あと、韓国でライヴをしたい。ライヴがてら、お出かけできたらいいなと思うし」
山邊 「延泊します、絶対!」
中江 「お買い物したい!」
山邊 「私、本場の釜山の訛りを聞きたいです。マニアックですけど」
――それはマニアックすぎです(笑)。
小西 「ウチら韓国だったら生きてけるよね、ご飯美味しいし」
――実現したらたらふく食べてください(笑)! さて、2015年は、女子流として、個人としてどんなことしたいか、希望や野望を聞かせてください。
庄司 「グループとしては、結成から丸5年経つので、ずっと言っている、歌とダンスで音楽の楽しさを伝えるというのは変えずに、よりアーティストっぽい方面に向かいたいなって。個人的には……まだなんにも来年のこと考えてなかった(笑)。後回しでお願いします(笑)」
――了解です。では、中江さん。
中江 「女子流になって5年経つんですけど、時の流れに上手くついていけてない自分がいるなって思うときがあるんです。気持ち的には先走ってるところもあるので、もっと余裕を持てる自分になりたいです。プロとしてできていて当たり前のことは、もうちょっとしっかりしたいなって。プロ意識を高めたいなと思います。個人的には部屋の片付けを頑張ります(笑)」
新井 「今年上京して、ダンスのレッスンとか本格的にたくさん受けさせてもらうようになって、ファンの方からも、“上手になったね”って言われて嬉しいなと思ったんです。これからも歌とダンスをスキルアップして、東京女子流の名を傷つけないように頑張りたいです。個人的には、モデルさんにも興味があって、雑誌とかにも出てみたいと思っているので、そういうものにも挑戦したいです」
山邊 「私、デザインするのが好きで、マネージャーさんと話してるんですけど、来年からグッズのデザインをやらせてもらえる計画があって。そしたら女子流内で活動の場がもっと広がるんじゃないかなと思うんです。あと、大学は語学系に通おうと思ってるんですよ」
――そうか、山邊さんは高校3年生ですもんね。
山邊 「そうなんです。私は語学系に興味があるので、特にアジアの国の言葉を学ぼうと思っているんです。それって今後の女子流の活動にも活かせると思うので、語学を究めていきたいと思います。中国と英語と韓国語と日本語を」
――日本語も。
山邊 「日本語もちゃんとしないとなって(笑)。気づくと、握手会でもファンの方とタメ語になっちゃったりするので(笑)。それに、知らない言葉が多いので。日本語は大事だと思います」
小西 「今、ソロのライヴをやらせてもらって、歌の楽しさを改めて感じるので、来年もそういうお仕事ができるように頑張りたいです。あと、女子流の曲を弾き語りでできるようになりたいなと思ってるんですよ。ライヴで私がピアノを弾きながらみんなが歌うみたいなことを、来年ぐらいにはできるようになりたいです」
――では、後回しにした庄司さん締めてください。
庄司 「最近はひとりでいるときも、女子流のことを考えることが多くなったんです。いろんなアーティストさんの映像で勉強するようになって、“女子流もこういう風になるためには、どうしたらいいんだろう?”って考えるようになってきたんです」
――最近、刺激を受けたアーティストは?
庄司 「SEKAI NO OWARIさんのドキュメント映像を観て、音楽に対する考え方が素敵だなと思ったんです。音楽に真正面から向かって取り組んでいて、自分たちとは違う考えを持っていたのに刺激を受けました。いつも、“こうしたい!”って目標は立てるんですけど、自分の行動が追いつかなくて、理想で終わっちゃうので、来年こそは、そこに近づけるように行動したいと思います」