――ガッツリ話したのは、ユニットができてからなんですね。
志田サマー「そうですね」。
新井サマー「最初はコラボの練習で?」。
志田サマー「レコーディングスタジオで会って」。
新井サマー「顔合わせをして。でも緊張しすぎちゃって、そのときも全然話せなかった」。
志田サマー「私は鮮明に覚えてる。ひっとがポニーテールでジャケットを着ていて、すごい上目づかいで見てくれたので(笑)、チョーキュンキュンした覚えがある。普通に話すつもりだったのが、あんな近距離で見られて、いざとなったら恥ずかしくて仕方ない(笑)。『こんな幸せある?』と思いながら、話はなかなかできなかった」。
新井サマー「私も人見知りなところがあって、最初はただ『うん、うん』みたいな」。
志田サマー「ぎこちなかったよね」。
――では、どこから仲良くなったんですか?
新井サマー「タイに行ったときかな?」。
志田サマー「MV撮影とイベントで何日か泊まって、そこでいっぱい会話しました」。
新井サマー「ごはんを食べに行ったときとか」。
志田サマー「お互い食べるのが好きだから、ごはんのネタで盛り上がって」。
――共通して好きなものがあったり?
志田サマー「好き嫌いは2人ともないので、何でもウェルカム。でもビックリしたのが、ひっとが日本からキャベツひと玉まるまる持ってきたこと(笑)」。
新井サマー「そのときはキャベツにハマってたんです。きっかけは友だちが学校にキャベツと特製のみそを持ってきて、付けて食べさせてもらったら、すごくおいしくて! それからずっとキャベツを食べていた時期でした」。
――にしても、海外にわざわざひと玉持ってこなくても(笑)。
志田サマー「そう。『何かでっかいものを取り出したな』と思ったら、キャベツでビックリ(笑)」。
――千切りとかして食べたんですか?
新井サマー「そのまま食べました」。
志田サマー「撮影現場の楽屋とかでベリッとやって、生で食べ出して(笑)。『何も付けないの?』と思った」。
新井サマー「そのときはね」。
――距離が近づいてイメージと違う面を知ったりもしました?
志田サマー「ひっとはすっごい天然でした(笑)。だから、もっとかわいく見えちゃって。よく言い間違えをするんです。アイスランドだっけ?」。
新井サマー「“アイランド”を“アイスランド”と何回も言っちゃって(笑)」。
志田サマー「『それはアイランドだよ』と教えて、『あっ、そうだよね。はい。では、アイスランドが』『今言ったじゃん!』みたいな(笑)。そういうおっちょこちょいなところも、すごくかわいいと思います」。
新井サマー「タイに行ったとき、ゆうみんは意外と朝が苦手なのかなって思いました」。
志田サマー「朝は基本苦手です。なかなか起きられないんですよ。起きても寝ぼけた状態でメイクに入ったりして。ひっとはめっちゃ朝強いので助かってました」。