Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 797

次なるステップへ向けての思い1

7月から赤坂BLITZで5ヵ月連続公演を行なった東京女子流。1部では月ごとに4枚のアルバムをそれぞれ再現するライヴを行ない、さらに2部では映像と連動したライヴ〈HARDBOILED NIGHT〉という新たなチャレンジも披露した。進化し続ける東京女子流が、ニュー・シングル「Say long goodbye / ヒマワリと星屑 -English Version-」をリリース。5人の歌が主役と言ってもいい「Say long goodbye」は本格的なバラード。こうした楽曲を前面に打ち出せるのも、彼女たちの歌に確固たる実力がついてきた証しといってもいいだろう。2015年は、結成5年目をむかえる女子流。新曲の話題から、次なるステップへ向けての思いを語ってくれた。
――新曲「Say long goodbye」は、本格的なバラードですが、この曲を歌っていく上で感じたことを聞かせてください。
小西彩乃(以下、小西) 「初めて聴いたときは、自分たちの曲じゃないと思いました(笑)。ディレクターさんが流してて、“難しそうなバラードだな”って。女子流の新曲だと知ってビックリしました(笑)。最初は“女子流、歌えるのかな?”って思ったけど、実際歌ったら、ひとりひとりの声が活かされていて、自分たちにぴったり合ってるなと思いました」
庄司芽生(以下、庄司)  「最初はハモりがなかったんですけど、レコーディングしながら挑戦してみようって、いろんな箇所にハモりが入ったんです。自分たちも一歩進めたし、ライヴでも聴き応えのある曲になったと思うので、東京女子流にとって、すごく意味のある大事な一曲になったと思います」
中江友梨(以下、中江) 「女子流が目指す、新たな方向へのキーになるバラードだと思います。すごく練習を重ねてライヴで初披露したんですけど、それだけ歌いこなすのが難しい曲でした」
新井ひとみ(以下、新井) 「バラードだから感情を入れやすいけど、そのぶん難しいところがたくさんありました。大サビで、私が声を伸ばして歌うところがあるんですけど、私は歌うときに声を力強く出すクセがあって、その歌い方だと息が続かないんです。声の出し方も新しく教えてもらったり、難しかったけど、やり甲斐のある曲だなって」
山邊未夢(以下、山邊) 「ライヴで披露すると、ツイッターとかにファンのみなさんが、“よかった”“聴きやすかった”って書いてくださって嬉しいです。この間、錦糸町でフリーライヴをやらせてもらったとき、たまたま通りがかった人が、“〈Say long goodbye〉がよかったのでCDを予約しました”って言ってくださって、歌声だけでお客さんを掴めたのが嬉しかったです」
――イントロの中江さんのハイトーンからビックリです。
中江 「あれはヤバいですよね。いまだにあそこは緊張します。“それでは聴いてください、〈Say long goodbye〉”って曲振りをして立ち位置につくと、すぐ歌に入らなきゃいけないのでメッチャ緊張するんです。しかも前列のファンの方が、“頑張れ!”って顔で応援してくれて、嬉しいんですけど、さらに緊張しちゃうんです(笑)」

Image may be NSFW.
Clik here to view.
toj415

――歌で一番難しかった部分は?
中江 「5人でハモってるところですね」
庄司 「5人でハモるのは、オリジナル曲では初めてだったんです。ライヴに向けて、いつも以上に練習の時間を取って、何度もみんなで頑張りました」
――ハモり特訓はどんなことをしましたか?
新井 「それぞれ音程を覚えて、ディレクターさんに聴いてもらって、アドバイスを受けたり」
中江 「“ずれてる”とか言われて、何度も練習しました。人につられてキーが半音上がったりするんですよ」
山邊 「レコーディングでは別々に歌を録ったんです。最初は覚えた音で行けたけど、何度も録っていくと、オケのいろんな音が混ざってワケが分からなくなる現象が起きて(笑)。だんだんみんな自信がなくなってきて、声も小さくなって」
中江 「だから“自信を出さないと!”って思いながら歌入れしました(笑)」
山邊 「ライヴでも最初は慣れるまで大変だったよね」
中江 「やっぱり、ずれると気持ち悪いんですよ。ほんとに5人が正確な音程じゃないとダメな曲なんだなって思います」

Viewing all articles
Browse latest Browse all 797

Trending Articles